HISTORY
沿革
1989年 |
創設者である中山は、メーカーライダーとしてレースを転戦していた。 当時、市販のスノーボード・ハードバインディングにはインターフェースの規格がなく、スタンス調整機能がない事に不便さを感じていた為、スタンス調整だけでなく、同時にアングル調整もできる画期的なパーツを自らが設計・製作した。 |
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1990年 |
スタンスとアングル調整機能のついた、画期的なバインディングパーツは、他のライダー達や輸入代理店等から注目され話題となる。 一人のライダーが考案したパーツが、わずか1年で市場参入を果たしヒット商品となる。 JSBAにプロ組織が誕生し、中山はプロスノーボーダーとして参戦を始める。(1990~1991年シーズン) |
1992年 |
スノーボードのバインディングインターフェース規格が、4×4システムへと一斉に移行したのを機に、スタンスとアングル調整機能を持つ4×4規格のバインディング用ベースプレートを考案した。 「4×4 MALTI PLATE」として市場へリリース。これが現在のACT GEAR BASE PLATEの原型である。 この年からスノーボードの開発を手がける。 |
1993年 |
ACT GEARの誕生。 「未来を見据えてACTIONを起こす」という意味を込めて、ACT GEARとブランドを命名する。 日本スノーボード協会の公式用品委員会に登録する。 BC Stream Snowboardsの誕生 |
1994年 |
ACT GEARの販売を開始。 新しく考案したカントシステムと、それまでになかった可動式トゥクリップを採用した初期モデル「GETTER」と簡素版の「TRY」を発売する。 |
1995年 |
当時スノーボードでは希少であったCAP構造のスノーボード開発に着手する。 自社にスノーボードの生産設備を導入し、一貫生産を開始。 初期モデル、GETTERとTRYに続き、強固・軽量化に重点をおいたバインディング「GLIDEシリーズ」を発売する。 その性能の高さから、瞬く間にマーケットで高いシェアを確立し、全日本大会おいて使用率NO.1となる。 |
1996年 | BC Stream Snowboardsの自社販売を開始する。 |
1998年 |
株式会社アクトギアを設立する。 長野冬期オリンピックにて、スノーボードが初めてオリンピック正式種目として開催され、ALPINE種目で唯一ACT GEAR契約選手の上島しのぶが出場する。 ACT GEARが、ついに世界の舞台に立った瞬間である。 |
1999年 |
フリースタイルボードの開発・製造を開始する。 自社では初のフリースタイルモデル「SPRAY」を発表する。 |
2000年 |
現在の社屋を建造する。 工場に最新の合成樹脂抽出システムを導入し「HYPER GLIDEシリーズ」を発売する。 |
2001年 | サブリメーション印刷の機材を含む生産設備を拡充する。 |
2002年 |
SANDWICH構造のスノーボード生産を開始。 代表的フリースタイルモデル「S」が誕生する。 ソルトレイクオリンピックに、ACT GEAR契約選手の竹内智香が出場する。 |
2003年 |
CAP構造とSANDWICH構造を融合させた、DUAL POWER構造を発表し「MAX」と「ANSWER」に採用する。 ステップインモデル、HYPER INTECとINTEC Tiを発売する。 |
2004年 |
新ブランド、4cards Snowboardsを発表する。 他社にはないフルカスタム注文できる商品設定が話題となる。 |
2005年 |
姉妹ブランド、Trans Projectを発表する。 国産スノーボードの人気に伴い、多様化するニーズに応えるため、 BC Streamとは違うコンセプトとラインアップを持たせ、幅広い層のスノーボーダーにACT GEAR工場製のスノーボードが認知された。 |
2006年 |
社屋を増築し、印刷と塗装設備を拡充する。 トリノオリンピックに、ACT GEAR契約選手の竹内智香が出場する。 |
2010年 | バンクーバーオリンピックに、ACT GEAR契約選手の竹内智香が出場する。 |
2012年 | UNIT、REPLANT、SECCA、3つのブランドが一つとなり、バックカントリーに特化したブランド、UNIT mfgを始動する。 大型UVダイレクトプリンターを導入。スノーボードのデッキとソール共に表現力が大幅に改善する。 |
2014年 | ソチオリンピックに出場したACT GEAR契約選手の竹内智香が、銀メダルを獲得する。 |